に最近はまっている。トレヴィーゾ県にあるビバーノという町で生まれたパンというかクラッカーの一種。イタリア料理屋で食事の前に供される、ぼそぼそ食べるアレです。
 隣のトレヴィーゾ県の影響を強く受けているポルデノーネ県出身の友達の家に夕食を食べに行ったとき、「私ビバネージ食べよ。ビバネージ、知ってるでしょ?」〔彼女〕「何それ?」〔私〕というやりとりの後、動物柄の袋入りビバネージを食べた。オリーブオイルと白胡麻の風味が豊かで、手作りの温かみもあり、1つ2つつまむ分には膨張感もない。それ以来ゴリツィアで動物柄の袋入りビバネージを探していたら、近所のPellicano〔スーパー〕で発見。
 確かトレヴィーゾに行ったときもこのビバネージがレストランのテーブルに置かれていたと思うんだけど、食べた記憶はない。食事の前にはお腹を膨らませたくないので、パンとかグリッシーニとかこの手のものにはあまり興味がなかったのだ。
 ゴリツィアーニに「ビバネージ知ってる?」と聞くとみんな「?」という反応。写真を見せるとみんな「あ~」って言うけど、名前は知らないみたい。
bibanesi
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